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アンサンブルアンフランセ立ち上げヒストリー秘話 第1回

更新日:4月2日


Bonjour !アンサンブルアンフランセの三上です。

前回のコラムでは、グループレッスン立ち上げについての思いを綴らせていただいたので、

今回はその大本となる、「アンサンブルを立ち上げたきっかけ」について書かせていただきたいと思います。

この話しはあまりにもリアルすぎるため、当時は学校サイトに載せることを躊躇してしまい、ブログの方に掲載させていただいたものです。

それでは2013年1月にブログ掲載した、ありのままの学校立ち上げ秘話。お付き合いいただけますと幸いです。(当時の記事を少しだけ修正したものを、再投稿させていただきます)

私がアンサンブルを立ち上げたきっかけ

  1. 英会話学校で、しなくてもいい苦労をたくさんしたこと。

  2. フランス語の勉強をしなければならなくなった時に、大変苦労したこと。

  3. 素晴らしい講師と出会い、人生が変わったこと。

以上、三つ理由がありました。

さてさて具体的に何があったのか?カミングアウトします。

100%ノンフィクションです!

1、近所の英会話学校に入会 

当時25歳だったでしょうか?私は仕事で海外出張が増え、英語を話さなければならない状況となりました。そこで近所の英会話学校の初心者クラスに入会し、外国語のレッスンをスタート。 これから続く長い長い語学学習の道への、第一歩を踏み出しました。

通ったのは、都心にある学校の日中のクラス。結構お高い英会話学校だったので、当然期待は高まります。そして高まる気持ちと共に授業に臨みましたが、内容はと言うと……それはそれは、トホホなものでした。 レッスンは生徒4名のグループレッスンで、日本人の先生と一緒に問題集を解くというスタイルだったのですが、何と私以外の生徒が英語を勉強する目的は、「ボケ防止」「家にいても暇だから」というもので(汗)、そして毎回そのことを自慢するのです。これは、もちろん素晴らしい理由だと思います。

しかし、先生の側にも、少なからず……いや、とてつもない問題がありました。 というのも、先生は授業の中では日本語しか話さず、生徒の質問に答えられないことが多かったのです!その方は、いつも問題集の答えを見ながら授業をしていました。

こんな具合ですから、生徒さんは英語の勉強よりも、世間話や最近見たテレビの話を日本語で繰り広げるばかりとなってしまいます。授業も途中からいつもワイドショーの話題へ行ってしまい、そしてそれを先生も特に注意せず、生徒のお喋りに楽しそうに付き合う始末です。

今すぐ、必要があって英語を学ぼうと出席している私は耐え切れなくなり、先生に

「レッスンはすべて英語で行ってほしい。練習問題を解くだけでは話せるようにならないのでもっと会話レッスンをしてほしい」 と頼んだところ、


「私は外国に行ったことがなく、英語でレッスンなんてできません。問題集は何とか解けるけど、英語で会話なんて元々したことがないし、ここで働き始めてまだ3カ月目。英語がそんなに得意じゃないんです。あなたみたいな真剣な生徒様には、私の授業は向いていません!」

…と涙目で言われました。

先生!!!(>_<;)

”このままこの学校に居たら、私の英語は上達しない” そう思った私は、2駅離れた別の学校(支店)に移動させてもらいました。


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英語の習得に苦労していたときの私


2、2つ目の英会話学校

”グループレッスンというやり方も、上達しない原因では?”と思った私は、それではということで、次はマンツーマンでアメリカ人(=ネイティヴスピーカー)の先生にレッスンをお願いしました。

さぁ、これでしっかり英語が学べるかと思いきや……何とその講師は2回目のレッスンから、しつこく私に恋愛関係を迫って来たのです(例:スクール外の場所で個人的に会おうなど)。 もちろん語学学校にそんな事を求めていない私は、講師を換えます。ナンパという予想外の被害に遭ってしまった経験から、もうそういった心配はないようにと、今度はイギリス人の女性の先生にしました。そして最初の授業に臨んだのですが……


なんとその講師は教えると言うより、「私の書記」状態。私の話すフレーズをひたすら紙に書いており、そしてそれだけならまだ良いのですが、それを繰り返させることや発音を修正することは一切ないのです。ただ書いて終わり。もちろん学べることは全くなし(そして1時間5000円!)。「英語のレッスン」と呼ぶには、程遠い内容でした。

仕事の関係で「緊急で」英語力アップが必要だったのに、今度も満足できるレッスンではありませんでした。 結局この学校に居続けたところで話せるようにはならないと思い、こちらもすぐに辞めました。入会金と月謝は結果として、どぶに捨てることになってしまったのです(涙)

3、渋谷の英会話学校

前述の学校で大失敗をしてしまった私は、次の学校を探しました。そして見つけた学校は、場所は渋谷駅から歩いてすぐ。しかも雰囲気の良い学校で、とても期待が持てそうです。体験レッスンを受講してから、レッスンの継続を決めました。

が……2回目のレッスンでドイツ人講師に、そして3回目のレッスンではイギリス人講師に、次々とナンパ攻撃を受けるという事態になってしまいました。

しかも「日本に来たばかりでお金が無く、保証人もいないからアパートも借りられない。保証人になってほしいという」下心付きで、極め付けに「君の家に一緒に住まわせてくれないか?(会ってすぐに)」と言うのですよ。

すみません、私、困っている外国人の方を助けるために英会話学校に通っているわけじゃないんです。


それに出会いは一切求めていませんからっ!!!

こんな具合ですから、当然3回目には「この学校も嫌だな」と思い始めました。が、事態はそんな私の気分などお構いなしに、思わぬ方向へ急展開を見せることになりました。 4回目に学校を訪れたところ……なんと、学校そのものが跡形もなく消えていたのです! いわゆる「夜逃げ」というやつです。

入会時に払った月謝と入会金は、回収出来なかったことは言うまでもありません。跡形も無く消えたのですからどこの誰に請求していいのか、それすらも分かりませんよね。 とことんツイていませんでした(涙)

そしてこの学校にまつわる話しは、これだけで終わりません。その一年後に例のドイツ人講師と道端で遭遇してしまったのです!その時、ついどさくさに紛れて当時の仕事内容などを話してしまったせいか、ほどなくMixiで私の正体が彼に見つかってしまい、3年に渡ってストーカー攻撃を受ける羽目になりました。

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4、Skypeの英会話学校

これまでお伝えしてきたような散々な感じでしたので、”学校という「場所」に自分で通うのは、いろいろな意味で身が持たない”と思った私は、次第に先生に直接会うことが無い「オンラインレッスン」なら安全ではないか?と思い始めました。

そこでトライしたのが「Skypeを使った英会話学校」。ものは試しと入会したところ、月謝は今までの学校と比べて格段に安いのに、一番学習効果を感じられたのです! ”オンラインレッスンってすごいな……”その時、正直に感心しました。

しかし正直なところ、イマイチと思う点もあったのは事実です。中でも気になったのは、当時(2006年頃)のSkypeはまだクオリティーが低く、快適な映像通話がなかなか出来ず音声のみのレッスンが多かったのです。

その点に付いては正直不満ではありましたが、逆に言うと、それだけが唯一の不満でした。 何せ学校に通うという手間が無く、人間関係のトラブルに巻き込まれることも無いのですから。このオンライン学校は長く続けられました。


おかげで長期の海外出張は通訳付きとはいえ、相手の言っていることは大体理解でき、今でも連絡を取りあう仲の良い友達も沢山できました。


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第2回に続きます





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